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相似象学

概要
解説















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解説

(1)相似象の観察


 農山村地域あるいは都市郊外で遠方の山々から森や林、手前の田や畑まで見渡せる場所に立って、周囲の景観を観察してみる。半径5メートル程の円周上を歩くと、そのどこかの地点で遠方の山々の凹凸に相わせその手前の森林の樹木の上際曲線の凹凸の形、目の前の田畑の農作物や道路、生垣、堤の草木の凹凸の姿が一直線上で相似の象(姿・形)をしているのが観察できる。

 ”地球上の表層に賦存する自然物は、その形態容相が重深的に互に相似する”とする相似象学でいう相似象の典型的な例である。


図1 相似象の見方



写真1 相似象の観察例
遠くの山と林と手前の作物、芋の葉まで相似となっている。

 相似象の観察方法は「静電三法」第一部 3.相似象学 第2章 相似象の分類に詳しく記述されている。


(2)相似象の応用

 相似象は環境電気生理学、環境物理学への応用が期待されている。相似象は大地電位の変遷に関連している。大地電位の変化は、そこに生育する植物や人間の植物波・人体波及びそこに存在する物質の電子配位に電位的変動を誘起する。大地電位が不安定に変動する土地(劣勢地)では、人間や家畜に不健康をもたらし、植物の生育が劣勢となる。また、家屋などの建築物、道路や水路、障壁などの構築物の破損や劣化が発生しやすくなる。
 一方、電位が固定的に安定している土地(優勢地)では、そこに暮らす人間や家畜は良好な健康を保ち、植物は優勢生育する。また、建築物、構築物の経時的な劣化が極めて少ない。
 これら大地の電位的な優劣は、相似象の観察方法(見方)を習熟することにより誰でも区別できるようになり、優勢地、劣勢地を判定できるようになる。
 相似象の見方(優勢地、劣勢地の判定)は(1)で説明した相似象の観察方法を習得した上で、相似象の上際曲線の凸部と凸部とを結ぶ線(高位指向線、優勢線)及び凹部と凹部とを結ぶ線(低位指向線、劣勢線)をそれぞれ見きわめ、それらが交差する地点を見つけることが基本となる。


図2 指向線の交差図

●高位指向線(優勢線)と高位指向線(優勢線)が交差する地点:優勢生育条件で健康条件の環境(優勢地)
▲低位指向線(劣勢線)と低位指向線(劣勢線)が交差する地点:劣勢生育条件で不健康状態の環境(劣勢地)
■高位指向線(優勢線)と低位指向線(劣勢線)が交差する地点:普通の生育条件の環境(普通地)
 である。

近年、優勢地を「イヤシロチ」、劣勢地を「ケガレチ」と呼び、住宅環境の改善、健康生活の改善及び農地の生育環境改善に応用されている。また、劣勢地(ケガレチ)を優勢地化(イヤシロチ化)する技法として、「
静電三法」第二部 植物波農法 第3章 大地電位の調整に係わる技術の炭素質埋設法が健康住宅の建設、健康生活に活用されはじめている。

相似象は現代科学がこれまでまだ本格的には研究対象としてこなかった、21世紀の新しい科学の視点であり課題である。