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                                                     平成19年11月28日  寺田本家取材

第6回              生命が喜ぶ本物の酒造り(1/3)
              人の役に立つ酒・百薬の長を作ることが自分のテーマです!

“静電三法”の技術(植物波農法、物質変性法、人体波健康法)を取り入れ、実践されている方々をご紹介する本コーナーでは、これまで農業関連の方を多くご紹介してきたが、農業以外にも本技術は幅広い分野で活用され、様々な素晴らしい成果が得られている。

今回の取材は、楢崎皐月氏の直弟子の一人である故・宇野多美恵さんのご紹介で、現在、親しく交流している「謎のカタカムナ文明」の著者・阿基米得さんから「“静電三法”の技術を使ってお酒を造っている蔵元が千葉県にあるけど、“あわみ”というお酒は“カタカムナ”や“相似象”の資料をいろいろ読んでいないとつけられない命名だと思うよ!」とのお話を受けたことから始まった。
さらに、昨年の11月初旬に楢崎皐月氏のお嬢さんの石田博子さんご夫妻と「静電三法」の出版元であるシーエムシー技術開発鰍フ河邊社長に同行し、北陸地方を旅行した折、その帰路で実践者の声・第4弾でご紹介した電子技法の足立彰典さんを石田さんご夫妻に紹介した。会食の席で博子さんのお母様(楢崎皐月氏の奥様)が寺田本家のお酒・“五人娘”を愛飲していたことが話題となり、足立さんから寺田本家さんは電子技法の熱心な会員で、「いつでもご紹介できますよ!」ということだった。
その上に、寺田本家のご当主・寺田啓佐さんのお父様(第一家電の初代社長)には、石田博子さんが長年活躍してこられた千葉県の児童文学の活動の縁で大変お世話になったことも判明した。遠く離れた4者が、各々、“静電三法”の取り持つ縁で寺田本家に繋がっている不思議さに驚かされた。また一人、素晴らしい方をご紹介させていだくことになった。



300年以上も続く老舗・寺田本家の酒蔵

 


JR成田線下総神崎駅より徒歩で15分の所にある、300年以上続く風格の漂う老舗の造り酒屋・寺田本家は、塀一面を蔦で覆われたお店の奥にレンガ作りのご自宅が続き、さらに、その奥に酒蔵が続く。
その寺田本家を、石田博子さんご夫妻と河邊社長と4人で訪問した。

(所在地:千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964)

柔和な面持ちの寺田本家のご当主・寺田啓佐さんが奥の部屋からご自身の著書・「醗酵道」を片手にニコニコしながら、出てこられた。

挨拶もそこそこに、まず、「醗酵道」を出版されたいきさつからお話しを伺った。

【微生物のように、醗酵しながら生きる】

寺田さんは、世界中、紛争や飢餓、貧困、病気、自然破壊、環境汚染等加速度的に進んでいる現在の世の中で、その混迷する世を救い、人として進むべき道を明らかにしてくれる鍵を、お酒造りという醗酵醸造を生業とするご自身の体験とお酒造りの実践の中から見つけられた。

醗酵醸造という微生物の世界では、強い者が弱い者を餌食にしてしまう弱肉強食の世界ではなく、互いに助け合い、支え合って生きる相互扶助の力が大きく作用し、“愛と調和”で成り立っていることに気づかされ、それを見て、人間も微生物のように、醗酵しながら生きれば争わなくても生かされることを確信された。自然を学ぶ上で大きな手がかりとなった目に見えない小さな微生物の世界から、“醗酵”と“腐敗”という2つのファクターが寺田さんの全ての物事を考えるものさしとなり、生きていく指針にもなっていった。

その“醗酵”と“腐敗”とを分ける基本的な“場”の違いが“イヤシロチ”と“ケカレチ”であるということが分かった。“イヤシロチ”と“ケカレチ”それは、即ち、“静電三法”、“相似象学”でいう“優勢生育地帯”と“劣勢生育地帯”であった。

これが寺田さんが極められた“醗酵道”の本質である。

「静電三法」の技術(電子技法)との出会い

醗酵の本質に係わる電子技法との出会いのきっかけは秋田の方に無農薬でお米を作っている農家があると聞き、早速行ってみましょうということで出かけたのが20年以上前のことです。そこで見せられた稲穂を見て「これは普通の稲穂ではないな!」と感じた。・・・一本の稲穂の穂先から出ている粒子は元気が良く、たくさんついている。丈夫な稲のすばらしさに目を見張り、「生命力のある米を作るとはこういうことだ」と強いエネルギーをその稲から感じた。

ここでは炭を埋めて電子水をかけて栽培する電子技法という栽培方法が行われていた。「それは一体何ですか」と尋ねてみたら、電子技法栽培とは、炭、水、空気を活用して土を健康にし、光合成の働きを高めて栽培する方法で、病害虫の発生しにくい環境で作物を健全に育てる農法であるとのこと。土壌が健康であれば、農薬や化学肥料を使わない栽培が出来るようになるといわれている。場を整えることが.重要なのだ。古くから日本人の生活のなかで使われてきた炭は、湿度を調節する機能や消臭効 果、マイナスイオン効果、遠赤外線効果、電磁波吸収効果などで、近年すっかり注目の素材となっている。けれど電子技法では、早くからこの炭が環境を整えるうえでの主役と考えられていた。このような生命力のある丈夫な米ができるのなら、人の身体も丈夫になるかもしれない。そこでまず自宅で電子技法(炭素、電子水、電子風呂など)を取り入れてみようと思った。



【備長炭を敷地に埋め、電子水を酒造りに使う】

(“静電三法”の植物波農法に記載されている炭素埋設に基づく技術である。)


自宅の縁の下に300Kgの備長炭を撒くところから始めてみることにした。
それからたんすの中、こたつの中、冷蔵庫の中、風呂場の中、と思いつく限りの場所に配置した。飲用と料理用には電子水を使い、ごはんの釜やみそ汁の鍋の中にも炭を入れてみた。

 不思議だ。食べ物、飲み物が確実においしくなった。保存していても、信じられないくらい腐りにくくなった。なにより、自分がますます元気になってきた。こうして自宅で電子技法を活用したことによって確信を得た私は、一か月もしないうちに、この技法を酒蔵に投入していくことを決めた。

酒造り用には、電子水を使用することにした。そして酒蔵の敷地には20メートル間隔で14か所合計20トンの炭を埋設した。この作業は電子技法の中山さんにお願いしたのだが、穴を掘ったところに粉炭と水を入れながら練り込んでいくような感じで入れていき、埋め戻していくというやり方だった。

中でも、麹菌を育てるための麹室は、かなり特別にしてみた。床だけでなく、壁も天井も360度すべて炭で覆うことにしたのだ。壁の厚みを30cmにしてそこに炭を入れ、室の四方全部で5トン使った。


 




寺田さんご夫妻



「静電三法」の技術で栽培した稲穂



炭素埋設の後の床面



全周を炭の層で囲んだ麹室を見学。築18年も経っているのに、天井、壁面の板張のきれいなのにはビックリ!

 



その麹室に入ってびっくりした。通常は麹室というと室温が30度に保たれているので、ムッとして空気はよどみ、麹菌の匂いやカビ臭さが充満して暑苦しく感じるのだが・・・・・トンンデモナイ!麹室に入った瞬間、空気はさわやか、心地よい香りが充満し、その上、体がとても軽く感じられるのである。マオタイ古墳(後述)と同じ5トンの炭で囲われ、空気清浄器(空間電位の調整器)を吊るした麹室で、マオタイ古墳の中を体感?できた。

寺田さんの説明がはじまり、
「普通、一般の酒造屋では、麹室には雑菌を持ち込むということで、一般の方々は入室できません」・・・・・・・「私たちは特別なのかしら?」・・・・・・話は続く、「うちでは、いろんな人が、いろんな菌を持ち込んでくれることにより、生命力のあるお酒になりますよ!」と・・・・・・・「ビックリ!」

「良いお酒造りに役立つたくさんの菌が、喜んで活躍できる場がこの室の中にはできているのですから。」・・・・・・・先ほど入った入り口の扉が開いたままになっていた。「扉の内と外を見比べてください。」・・・・・・・内外を見比べると、外側の板壁は四季の外気に触れ薄く黒ずんだ状態に変化しているが、内側は扉も床も周りの壁板も天井も建築した当初の状態のままのように真新しい。・・・・・・ビックリ仰天!!! 寺田さんは続ける。「この室を建てて18年になるのですが、日常の掃除の他は特別なことはしていません。」・・・・・と。

つい先だって、石田博子さんご夫妻との北陸旅行の帰路、高山の有名な酒造屋さんに立ち寄った。新酒が飲める季節だったので、試飲の後、酒造りの現場見学を申込んだら「一般の方の入室は、どなたもお断りしています。」とのことで、その表情は、あたかも私たちに「酒造りに危険な雑菌を持ち込まれたら困りますので・・・」と言いたげな心配そうな様子に見受けられた。

酒造りのもっとも大切な場所に入ったとたんに、「醗酵道」の真髄を寺田さんから教授された気がした。その後、酒母づくり、もろ味作り、絞りと次々に酒造りの現場を隅々までご案内いただいた。

“醗酵道”と“静電三法”の2つの言葉が頭の中でグルグルと巡りはじめる。ドキドキ、ワクワクしながら取材を続ける。



【炭の驚異とその活用】

1,000℃前後という高温で樹木を炭化させて極陽性化された炭の表面には、陰陽の引き合いで、自然とマイナス電子が帯電する。この炭を地中に埋めると地電流(地中1メートルを走る微電流)からマイナス電子の供給を大量に受けやすくなるのだ。そうすると、その上の空間はマイナスイオンで満たされるというわけだ。

そういった炭の効用を顕著に見せてくれたのは、中国の湖南省で発見された約2,100年前のマオタイ古墳であった。そこにあったのは、死後四日くらいの状態で保存されていた遺体三体だ。そして棺が置かれていた大きな部屋を覆っていたのは、約5トンの炭だったそうだ。

私は平成元年に現地に行ってみたのだが、人体の腐敗さえ炭によってくい止めることができたという事実に驚愕した。その遺体のうち五十過ぎの女性のおなかの中には.消化不良の瓜の種が残っており、夏に亡くなったとわかったそうだ。その種をまいたら根が出て芽が出たという。驚くべきは、その女性のおなかの中には回虫が生きていたという事実だ。着物も、生活用品も、棺の中のものはどれも傷むことなく保仔されていた。2,100年もの間、そこは炭によって快適な環境が整えられていたのだ。

 





備長炭の断面



電子水製造装置

 

この炭を利用して、電子技法のもうひとつの主役である電子エネルギー水(電子水とも呼ばれている)が作られる。これは.水道水や地下水など飲料になる水に、マイナスの電子(マイナスイオン)を供給した水で、クラスター(分子集団)が小さく、水中に溶け込んでいる分子状の酸素(溶存酸素)が多い水である。クラスターの小さい水は、動きが活発で、細胞組織への浸透力が強いという電子技法栽培では、この電子水を田畑に霧放布するとともに、地中に炭を埋めたり、土壌に混ぜたり、空気の土壌挿入をしたりして、土を健康にしていく。

こうした電子技法で栽培された農産物と普通に栽培されたものとを比較すると、根の生育が著しく違うのに驚かされる。収穫後もいつまでもみずみずしさを保てるという点でも、ほかのものとは大きく差が出る。私は切り花2本を、普通の水と電子水にそれぞれ入れて、実験を何回かしてみたが、その結果、電子水につけた花は、普通の水につけた花の倍以上長持ちした。

地球表面は地形の凹凸のために起こる変化により場所によって磁カの強弱ができている。このことを磁場というが、炭は磁場勢力を高める性質があり、それが人や動物、植物、物質に好影響を与える。1つ1つの炭には無数の非常に小さな穴があり、わずか1gの炭の内部表面積は、テニスコートの広さ(約300平方メートルほどもある。この内部表面(界面)に電子が集まり、地球が回っている限り遠心カで徐々に広がって、磁場勢カが広がっていくのである。ここで集まった電子(マイナスイオン)は、すべての生き物や物質に還元される。

還元されれば、酸化現象が抑制される。今ではだれもが知るところだが、金属をさびさせる「酸化」という現象は、人体においては疲れやすい状態にし、老化を進め、病気になりやすくする。植物も腐らせるのが「酸化」だ。だから逆に「酸化」が抑制されるということは、疲れにくい体になり、老化が抑えられ、病気になりにくくなって、食べ物なども腐りにくくなる、腐敗しにくくなるのだ。

ということは、酒蔵が最も恐れる腐敗型(酸化・崩壊型)の微生物は、炭で磁場調整した場所では棲みづらくなるということか。逆に有用な働きを持つ発酵型(抗酸化・蘇生型)の微生物にとっては、働きやすい場となるのだろう。酒造りの初期に欠くことのできない乳酸菌は、増殖するときにマイナスイオンを必要とするので、炭のマイナスイオン効果によって発酵がスムーズになるということは、その証明といえよう。

酒造りでなにより大事なことは、微生物によい働きをしてもらうことなのだが、そのためには微生物の棲み家である「場」が居心地のよいことが最大の条件だ。その場が快か不快かによって、本来微生物がもっている力を発揮できるかどうかが決まってくる。微生物にとって快い場では、すばらしい発酵が始まり、不快な場では腐敗が始まる。

先人の知恵である炭埋は、まさに環境を整え、発酵に適した場を作っていく方法に間違いない。


現在、一般の酒造メーカーが使用している人工乳酸や協会酵母
(注1)を使用しないで、蔵に棲む微化物のカで酒造りをする生?造りは、腐敗菌の増殖の危険性をはらんでいる製造方法でありながら、今までうちでは一度も腐らせたことがないのは、炭の力(場の力)によるところが大きいのだろう。

自然界からの贈り物に、ただただ感謝するばかりだ。
注1)協会酵母:日本醸造協会が人工的に培養した酵母のことで安定した醗酵状態が得られるため速醸の場合に使われることが多い。


【古代の文献が、発酵に適した場を作る鍵だった】

無農薬米を酒造りの原料にし始めたころから、蔵人をはじめ社員総出で米作りも始めた。もともと持っていた休耕田一町五反にもう一町買い足して、手探りの無農薬栽培を試みたのだ。

ところが実際にやってみると、暑い時期の草取りは半端な労働ではない。「除草剤は、農家にとって救世主だよ」と言った在来農家の気持ちがわかるような気がしたくらいだ。けれどそんな誘惑に負けず、なんとか手作業だけで2シーズンを乗りきった。
(実践者の声第5弾でご紹介したアグリ中井さんとまったく共通する思い入れである。)その後は合鴨や鯉に手伝ってもらうという除草方法を取り入れたりしてきたが「最終的にはデッキプラシを使用しての除草と、草の芽を食べてくれるカブトエビの投入が効果的であることがわかった。

電子技法栽培に出会ってからは、この田んぼにも炭を埋め、電子水も散布して、生命力の強い稲を育ててきたが、天候が不順でも、台風にあっても元気に育ち、良質な米が穫れる様を見るにつけ、炭のもつ還元作用の偉大さに感心してきた。炭の力は本当にスゴイ!発酵に最適の場を作りたくて、蔵に炭を使用してみたのだが、思いがけずそこで働く杜氏たちの体調や精神の安定にも好影響がみられるようになってきた。人間の生命全体にも、いい方向に働いてくれたのだ。

あとになって、この電子技法が、実は太古から密かに連錦と伝えられてきた「カタカムナ文献」と呼ばれる謎の古文書から得た知恵であることがわかった。筑波大学で農学を教える橘泰憲氏が教えてくれたのだ。橘氏は、近代農法を教えるなかで「カタカムナ文献」に出会い、目からうろこが落ちたという人であった。「カタカムナ文献」というのは、物理学者の楢崎皐氏(1899〜1948)が1949年に兵庫県六甲山系の金鳥山で平十字という老人から写筆したといわれる古文書で、その後の研究で今から3万〜5万年前の日本人の上古代人が直感した、宇宙や物質の構造や生命の本質などが記された科学書であることが解った。

 



社員総出で無農薬栽培米の生産に挑戦



無農薬栽培米の田んぼに電子水散布



カタカムナ文字



寺田啓佐著「発酵道」

 


楢崎皐月は全国12,000ヶ所余りの地電位を計測したのだが、電位が、一定で高くなっているところと、電位が不安定で低くなっているところがあることを確認した。前者を楢崎氏は優勢生育地・「イヤシロチ」と呼び、後者を劣勢生育地・「ケカレチ」と呼んだのである。

イヤシロチでは人や動物の健康状態がよく、農作物や草木の成育もよい。建物も長持ちする。工場での稼働率がよかったり、商売が繁盛しやすいといった現象まで起こるのだ。反対にケカレチでは健康不良や病気が起こりやすかったり、ケガをしやすかったりし、作物は病害虫に弱く、不作になりやすい。建物の傷みが早いという傾向もみられる。商売がうまくいかなくて店舗がコロコロ変わる店や、交通事故の多発地、河川の決壊が起こる場所などもだいたいケカレチなのだ。

カタカムナ相似象学によるとケカレチをイヤシロチヘと改善する技術こそが「炭の埋設」である。炭は電気伝導性が高いので電極の役割をなし、炭を埋めた場所は非常に誘電効果が高くなって、その結果地電流の流れがよくなるというわけだ。

炭は、生命力が奪われる場を、生命力の盛んな場に変える。人類を救う、奇跡の物質ではないか。造り酒屋でいうと、イヤシロチは発酵しやすい場=発酵場といえ、酒造りに関与する乳酸菌や酵母菌などの発酵型微生物が働きやすい場のことをいう、それに反してケカレチは大腸菌やウェルシュ菌など、腐敗型の微生物が増殖しやすい腐敗場である。

酒造りと、自宅での飲用や料理に使用していた電子水も、楢崎皐月が作った電子水製造装置を発展させていったものであることがわかった。それに麹室の天井に設置していたマイナスイオン発生器も、もともとは「カタカムナ文献」に端を発したものだった。楢崎氏もイヤシロチ化のために、竹筒を使用した陰イオン発生器などを作っていたそうだ。
(「静電三法」p131参照)

橘氏との緑で、うちの蔵で製造された酒の元気のよさは、「カタカムナ文献」の叡智によるのものと判明したのだった。古代の日本民族が残してくれた文明とその高度な技術の成果は、今という時代にありながら、米のでき、酒のでき、人の健康状態などで目に見えてわかるものとなっている。まさに、驚異としか言いようがない。(寺田啓佐著、「発酵道」より)


寺田啓佐著“醗酵道”を購入希望の方は、全国の書店からご購入できます。「 発売元:河出書房新社 」

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