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                                                                平成21年3月3日

第8回    
植物波農法を検証!“てげてげ農園”奮闘記・西原弘美さんの挑戦(1/2)

「静電三法」の植物波農法の技術を検証するために30年余り構想を練り、昨年の春から実際に作付けをスタートされた西原さんから”輻射圧”に関するご質問を初めていたのは昨年の5月ころだった。その質問にお答えする形で、何度もメールでやり取りを重ねながら今日に至っている。そして、今回、西原さんは“静電三法”に記載されている輻射圧を利用するための畝作り、微動料を加えての地下堆肥製造り、土壌への空気挿入、陽イオン吸着装置、イオン発生器等をご自分で作られ、それらを活用して甘藷(さつま芋)やトマト、キュウリ、ピーマン、なす、オクラ等々を収穫され、そのすばらしい成果をご報告いただいきました。また、キュウリでの損傷電位の効果なども試され、実際に曲がったキュウリがまっすぐになり近くのプロの農家の方からも喜ばれたことなども伺いました。

5月中旬、購読会員の西原弘美さんから一通の問合せメールが届いた。
「甘藷の植え付けの時期なので植物波農法に記載の「輻射圧」を試してみたいという内容で、これまで7〜8年前にも試してみたが植物波農法に記載の通りの結果がでているので、今年はもっと広く、高い畝を作って試したいのでトラクター等で溝を深く掘るやり方を教えてください、というメール内容だった。また、夏野菜に損傷電位を活用してみたいので傷の位置を具体的に教えて頂けたらというお問い合わせだった。


西原弘美さん

楢崎研究所では実際に“植物波農法・輻射圧(P148〜P167)注)の技術を活用して根菜類を収穫している農家の方から畝(溝)の深さなどについてアドバイスをいただきお答えさせていただきましたが、大変ユニークなものでした。
注)(  )内は“静電三法”の該当ページ、以下同じ。

@ 畝(溝)は1mの深さにする必要はありません。20〜40cm位で十分です。
A 甘藷の茎を@の畝に植え付けた後、その茎が2m位に伸びた時点で、つるの先端の芽を止め、植物全体を反転(ひっくり返す)させます。3〜4日で元に復元します。
B 生育状況を見ながら、15日位後に、つるが伸び先端に芽が出てきたら再度反転(ひっくり返す)させます。 こうすることで根は、より大きくなり、力を持つということでした。

また、損傷電位(P185〜P187)について、は損傷電位の与え方として、針で刺す方法と、切りキズをつける方法があり、電気を通さないもので固定した針や刃物で、金属部に手を触れないようにして種苗、樹木の枝、果実部、球根の根の適所に対向する2箇所にキズをつけるというものだ。また、果樹に対する実施例として

@ 損傷電位を実施する対象は果樹(ブドウ、キウイ、柿、栗)等
A 用意するものは、出来るだけ細く錆びない針
その針を割り箸(竹材)などにくくりつけ、(縫い針をプラスチック棒などにセロテープでつけても良い)、先端を少し(2〜3mm)出してからしっかりと固定する。
B 実施する服装は、必ずゴム長靴を履いて、大地と非接地(絶縁)状態で実施する。
C 実施方法としては
 ア・開花着床後、実のついた枝の分岐点に打つ
 イ・深さは皮内の部分のみで、木質に届くほど深く刺さない。
 ウ・一回限りの実施とするなどのポイントを教えていただきました。

損傷(人体でも同じ)は本柱より栄養が集中するため、樹木内の生育成分が流動(活発)しやすくさせる技術なのだ。

その後1ヵ月過ぎた頃、甘藷の植え付けが無事終わったとの連絡をいただいた。西原さんの畑は相似象によりイヤシロチということを確かめられ、その上、炭素埋設(P108〜P112)も施されているとのことだ。きっとすばらしい環境に違いない。
また、西原さんの畑の周りにはプラスイオンを出すと言われているいちじくの木を30本程植え、マイナスイオン発生装置(P131)も今回設置する予定だということだ。そして、トマトの植えてある畑には植物波農法に記載されている“空気挿入”(P166)をし、“損傷電位”(P185〜P187)も自分なりに試されたということだった。
また、地下堆肥を作るための“微動料”(P179〜P184)とは何のことなのかとのお問合せをいただいた。


微動料については、これまでに楢崎研究所には数件お問合せをいただいています。
微動料は、微動作用物質の略称で、植物の生育に必要な土壌中の肥養成分に電気化学的な反応を起動・誘発する作用(微動作用)を持つ各種の触媒物質を混合したもので、栄養素として植物の根から吸収させることが目的ではありません。
肥料に微動料を添加することにより、肥効を増大し、施肥量を節約すること、また、耕地に定着している肥養成分を電気的に活性化(イオン化)させ、根からの吸収を容易にすることを目的に研究されたものです。
微動料はルビジウム、二酸化マンガン、硼砂、硫化鉄、塩化鉄、硫化銅などの微粉末を混合したものといわれているが、配合等その詳細は不明です。

楢崎皐月の資料の中にはモリブデン(Mo)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)の微粉末を試料として購入していた記録があります。これらのことから、微動料は、B【5】、Mg【12】、Mn【25】、Fe【26】、Co【27】、Cu【29】、Zn【30】、Rb【37】、Mo【42】などの金属元素及びそれらの酸化物、硫化物、塩化物の微粉末の混合物であったと考えます。  
*注)【 】内は原子番号

楢崎皐月は自然の山野の岩床上に生育する巨松や、火山灰地に繁茂する植物を観察し、岩床や火山灰の組成を分析して微動作用物質(微動料)のヒントを得たということです。
従来の農法の「肥料」と「地力」に対する考え方は、あくまで植物の個体の生理に重点をおいて肥料成分と施肥量を割り出し「肥料を与えて地力を管理する」という考え方でした。

これに対し、楢崎皐月の植物波農法では、土壌と植物の相関関係のもっとも支配的な要素が大地の電気(電位)であるという考え方に基づいております。つまり、「大地(土壌)の電位を高めて必要最小限の施肥をする」という考え方です。言い換えれば、「地力は土壌にある肥料成分の多少で決まるのではなく、土壌にある可給体(根から吸収できる状態)のイオンの種類やその濃度によって決まる」という考え方です。
微動料の研究もその一貫として行われたものです。

それから1ヵ月後の7月初旬、梅雨が明けた鹿児島の地から西原さんのメールが届いた。チャレンジした地下堆肥は3タイプ作り、作付けした様々な野菜の経過などの近況報告をいただいた。しばらく交換メールの内容をそのまま記載してみたい。

2008/7/8
(西原さん)
鹿児島は昨日梅雨があけましたが、いきなり猛暑です。そんな中、地下堆肥 3タイプ作りました。後5タイプ、制作の予定です。どうなりますやら。さつまいもは順調です、曲がりきうりも損傷電位で正常になり、プロの農家に喜ばれました。空気挿入したトマトは気のせいか他のものよりいい感じ程度なので、わき芽の挿し木で再度挑戦中です。きうりの根元にミント植えて見ました、根圧と虫よけにならないかと。なぜか虫に食べられていたものがみるみる元気になり、おいしいきうり鈴なりと言える感じで、まだまだ元気一杯です。まあ偶然でしょうけど、そんなこんなで結果待ちばかりですが楽しんでおります。なにかおもしろいことがあつたらまた近況報告させて頂きます。

2008/8/8
(西原さん)
地下堆肥は日本三大砂丘の吹上浜の砂、桜島の新鮮な火山灰、シラス、その他、もちろん、珪砂、ヨーグルト、漬物の汁、思いつく限りの天然給与のもので試して見ます。ところで損傷電位の話をしていましたら、こちらでは、柿の木が老木になり実が少なくなると、このままなら切り倒してしまうぞとの思いをこめて根元を思いきり斧で一撃すると次の年からたくさんの実がなると言い伝えられているそうです。まさに損傷電位の事、もしかしてカタカムナ人の末裔かなんて。現存するカタカムナ図象をなんとかこの目で見て見たいといつも探している私には、楽しみな話でした。 マイナスイオン発生器に取り掛かりましたが200メッシュの金網を探せません。こちらでは100メッシュまでしか取り扱わないとのことで探しています。なにか情報がありましたら教えてくださいませんか。取り合えず竹ずつで試してみますので、よろしくお願いします。

2008/8/28
(楢崎研究所)
200メッシュの金網はインターネットで調べたところ、下記 の大阪・マツバラ金網鰍ノあることを確認いたしました。ステンレス製・平織りです。 直接ご連絡頂き、必要量を買い求められると良いかと思います。

http://www.wire-mesh.co.jp/shouhin/index.html
〒580-0014 大阪府松原市岡6−1−25
マツバラ金網株式会社
TEL (072)333-1121 FAX (072)336-0363


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